小池都知事は不要不急の財政支出を抜本的に見直せ

2020年06月28日

(1)宇都宮けんじさんの新型コロナ対策は、①PCR検査体制の抜本的強化、②医療機関への財政支援と医療体制の強化、③保健所を増やし、感染症対策を抜本的に強化、④都立公社病院の独立行政法人化を中止するとともにこれまで以上に充実強化、です。

(2)財源としては財政調整基金、決算剰余金等の基金活用、国への財政支出強化要求がありますが、まずは外環道はじめ住民が強く反対している大型道路の建設、巨大開発等、不要不急の財政支出を抜本的に見直し、コロナ対策に予算を組み替えることです。

(3)宇都宮けんじさんが、本日の街頭宣伝で訴えていましたが、外環道は完成するまでに、3.2兆円をつぎこむことになっており、この道路計画自体が60~70年前に計画されたことを明らかにしています。不要不急の最たるものです。

(4)外環道建設については既に2017年に訴訟が提起されていますが、地下40メートル以上の大深度地下にある工事現場から酸欠空気が地上に上昇しており、工事差し止めの仮処分が本年5月27日に申し立てられた。何とコロナ自粛中も工事継続。

(5)東京都が「防災」の名で進める都市計画道路の特定整備路線についても、住民を追い出して「防災道路」を整備するというもので、複数の場所について訴訟が提起されています。首都高日本橋区間の地下化も中止すべきです。予算(財源)はあるのです。