【宇都宮けんじさんと一緒に過労死のない社会をつくろう】

2020年07月04日

お父さんを過労死で失った小学生の詩を紹介します。

大きくなったらぼくは博士になりたい

そしてドラえもんに出てくるような

タイムマシーンをつくる

ぼくはタイムマシーンに乗って

お父さんの死んでしまう前の日に行く

そして「仕事に行ったらあかん」ていうんや

というものです。

過労死大国といわれる日本。

東京都知事選挙は過労死のない社会をつくる大きなチャンスです。

宇都宮けんじさんは、「過労死を生まない雇用・労働政策」を公約しています。

「過労死防止基本条例」を制定し、

○ 都庁に「労働局」(仮称)を復活し、都の労働行政を抜本的に強化するとします。

これは大変大事なことです。企業の違法行為を監視・監督する行政も、機能が縮小してきており、世界的に日本の労働基準監督官は少ない状況になっています。国際機関から何度も是正勧告を受けています。これがブラック企業の野放しにつながっています。その不足している人員や機能を、東京都でしっかりと補充・強化する。過労死をなくすために必須の政策です。

また、

○ 違法な解雇・賃下げ・賃金不払いについての対策として、労働相談情報センターの拡充 と機能強化を行い、相談・あっせんなどを受けやすくするとします。

次に宇都宮けんじさんは、労働者を守るための、新しい補助金制度を創設し、「労働法制を守り、労働組合と適切な 関係をもちながら、労働者の労働条件改善に努めている優良企業名を公表」するとします。

安心して都民が仕事に就くことができますし、こういった企業に募集が集中すれば、他の企業も新人が欲しいということで優良企業として公表されるために労働条件改善に向けて頑張るでしょう。

良い意味での企業の競争が始まります!

さらに宇都宮けんじさんは、就労支援に抜本的に力を入れて「積極的労働市場政策」を作ります。

○ 都の「就職チャレンジ支援事業」の抜本強化

○ 都立職業訓練校の増設

○ 都内にある大学、専門学校、民間の職業訓練校などとの連携を強化し、教育課程を改善 し、職業実習を充実させる

○「雇用創出基金」に、都として積み増し、積極的に事業を展開する。

など、技術を磨いてやりがいを持って都民が楽しく働けるように、行政が全面的にバックアップする仕組みを作ります。

とても頼もしいですね。

最後に、宇都宮けんじさんは、最低賃金引上げや、ブラック企業の調査、労働条件改善などを議題とする、協議の仕組みをつくるとしています!

その協議の場は、都レベルだけではなく各区市町村につくり、知事・区市町村長・労働組合もなどがしっかり入るようにします。

現場で働く皆さんと、行政のトップが直接顔を合わせ、最低賃金の引き上げや、労働条件を良くする仕組みづくり、ブラック企業をなくしていくための調査と対策を打ち出す。

過労死をなくすために、まさに今こそ必要な政策です。

過労死のない社会を東京から作りましょう!

#宇都宮けんじさんを都知事にしよう