志田なや子弁護士からのメッセージ

2020年06月12日

 不誠実・目立ちたがり屋・極右の小池都知事をやめさせ、宇都宮さんを都知事に。

 私は、東京都の新型コロナ感染症の検査実施件数を関心をもってみてきました。検査実施件数をみると、3月26日ころまでおおむね100件以下ですが、3月27日、28日に増え300件程度になり、4月に入って急増し400件を超えていました。私は、オリンピックのために検査数を意図的に大幅に減らしてきたのではないかと疑っています。とはいえ、その後も、検査実施件数は不十分で、韓国やドイツと比較されて少ないだけでなく、私の事務所のある相模原市と比べても少ないのです。東京都の4月10までの累計検査実施件数は7116件ですが、相模原市の同日までの累計検査実施件数は1595件です。相模原市の人口は約80万人ですから、東京都の検査実施件数がいかに少ないかがわかります。小池都知事が、都民の健康と生命を守るという基本にたってまともに都政を運営したきたとはいえません。むしろ、コロナ危機を利用して、毎日のようにテレビに出て、正確性を欠いているがとにかく目立つような言葉づかいで記者会見を行い、コロナ危機を都知事選に利用してきた不誠実きわまりない目立ちたがり知事です。宇都宮さんならまともに誠実に都政を行っていただけると期待しています。

 小池都知事になってから関東大震災での朝鮮人虐殺の慰霊行事に対するメッセージを取りやめました。極右・歴史修正主義でしばしば物議とかもしていた石原都知事の時代にもメッセージを送っていたのですから、石原元都知事を上回る極右知事です。第二次世界大戦への反省のうえにたってつくられた憲法にふさわしい方、宇都宮さんに都知事になっていただきたいと思います。

志田なや子(神奈川県弁護士会)